鳴門に定住しているコウノトリのペアも子育て中です。
拡大しないと見えにくいですが、実はちゃんと雛も写っています。
でも僕が見せたかったのは、子育て中のコウノトリではなく、
巣のすぐ下で人が畑仕事をしている、そしてそれを気にしていないコウノトリ
この人とコウノトリの共存している風景を見てもらいたいのです。
その時も人と共存して暮らしていたコウノトリ。
しかし、開発や乱獲、農薬の使用等で餌となる生き物が少なくなった事、
そして、営巣に適した松の木が少なくなった事などが原因で、
一度は絶滅してしまいました。
昔の風景を僕は知りませんが、
きっとこの写真のような風景だったのだろうなと思いました。
そんな昔を思い出させてくれる写真が撮れたかなと思います。
コウノトリだけではなく、様々な生き物達が絶滅の危機に瀕しています。
すべての生物がなんとかうまく暮らせていける事を祈ります。