秋も深まる10月の終わり。少しづつではありますが、
地元の山も色づき始めています。
冬鳥達はいつのまにかやって来ていて、
静かだった近所の池は、カモ達で賑わいをみせています。
そんな冬鳥達を探しに、週末は一人で探鳥へ出かけてきました。
まずは、ガチョウを見つけた公園の池へ、あれから元気にしているか
様子を見に行きたいと思っていたのと、きっと沢山のカモ達が来ていると
思っていたので、行ってみました。
すると、直ぐに目に付く場所にガチョウがいました。
自分の姿が見えると、鳴き声を上げて近づいて来ます。
やはり、かなり人になれています。
いまだにこの場所で飼われているのかは謎ですが、
この場所に順応してそうなので、とりあえずは大丈夫そうです。
それに、前はいませんでしたが、マガモが2羽、ガチョウの近くにいて、
観察してみると、どうも3羽で仲良く泳いだりくっついたりと、仲良くしていました。
それを見ると、寂しくなさそうで安心しました。でも、ほんとはもう一羽
ガチョウがいたらなぁと思いましたが。
他にもこの池には、ホシハジロ、キンクロハジロ、カルガモ、カイツブリ達の
姿が確認出来ました。
ずいぶんと賑やかになったなぁと、写真を撮ったり観察をしたりしていると、
遠くに何やらカラフルなカモがいるように見えました。
640mmで撮ってもかなり小さくて分からないので、拡大して確認してみると・・・・・
なんと、オシドリだったのです。
オシドリが大好きな自分は嬉しく、しかも動物園じゃなくて野生ですからね(^-^)
テンションが上がりまくりで、
急遽、オシドリ撮影を開始しました。(笑)
散策路を歩き、オシドリがいた場所へ。
最新の注意をはらい気づかれないようにします。
オシドリは警戒心がかなり強く、近づくのはほぼ不可能な鳥でもあります。
そのため、近くで撮るのはかなり難しいのです。
しかし、この散策路には池を隠すように木が沢山生えているので、
それを利用して気づかれないようにオシドリの方へ。
そして、散策路から脇道へ入り暗い林の中へ
(こちらも散策路です。行き止まりなので誰も来ない)
この場所の前がちょうどオシドリがいる場所なので、
ここで撮影&観察をする事にしました。
目の前は木々が沢山生えているので、オシドリからはこちらはみえないはず。
しかし、こちらからもオシドリが見えない(笑)どうするか・・・・
でも、何とか木と木の間、枝と枝の間から姿を確認することが出来ました。
近いとまではいきませんが、それなりの距離で観察することが出来たので
とても満足でした。そうして、時間はお昼前になり、
山に行ったのか?オシドリ達はいなくなりました。
夕方になると戻ってくると思うので、
また夕方に来てみようと次の探鳥場所へ行きました。
次に行った公園にも大きな池があるのですが、
なんとここには一羽も水鳥達の姿がありませんでした。
去年はいたのになぁと思いながらふと横を向き、池の壁に生えている
すぐそばの雑草の枝に目をやると、
んっ?
目があいました。
誰と?
カワセミでした(笑)
たぶん1秒ぐらいでしたがカワセミと目があいました。
それも、もの凄い至近距離で(笑)
その後に飛んでいきましたが、
お互いに一瞬何が起こったのか分からなかったと思います。
しかし、なぜ横にくるまでカワセミは気づかなかったのか不思議です。
狩りに集中しすぎていたのかな?
でも、飛んで逃げる時の感じが、物凄い驚いて逃げる感じではなかったのです。
逃げた場所も少し離れた場所でした。
この公園は人が多いので、なれているのだろうと思うようにしました。
そして、カワセミがいるんだから撮影しないとと思い、急いで車まで戻り
カメラを持ってさっきカワセミがいた雑草の枝を確認すると・・・・・
いました。カワセミは小さいので、出来るだけ近くで撮影したい。
しかし、人になれているからといえど、
近づきすぎると逃げてしまうので、800mmを付けて離れた場所から撮影しました。
短い時間でしたが、動画も写真も撮れました。
この後カワセミは小魚を一匹捉えて食べたら、どこかに飛んでいきました。
なんか今日は鳥運がいいなぁと思いながら歩いてたら、
今度は目の前に、冬鳥代表格のジョウビタキが現れたのでした。
次回に続く。